伊落マリー(体操服)

時は2022年夏。この頃、「ブルーアーカイブのエデン条約編が良かった」という感想をちょこちょこ見かけました。
この時点で「見かけるイラストが大体えっち」「聞くところによれば美少女版GTA」という知識というか印象というかしか無く、ストーリーが良い作品なの…?という疑問を抱いていました。
ただ、キャラデザとか雰囲気は好みな感じだし、好きな絵師さんとかも遊んでるっぽいし…ということで、調査隊はキヴォトスへ向かったのであった。

始めたのは1.5周年の時点ですが、この時はまだそこまでやる気が無かったのでチュートリアル部分をちまちま遊んでいただけ。基本無料のやつ、チュートリアル部分でダレることが多くてAP消化だけ…くらいの遊び方をしていました。「エデン条約編読むにはレベル50くらい必要」って知識だけ入れてたはず(後に修正されたので今は簡単になってるはず)。
そんな訳で初めてちゃんと読んだのがスイーツ部イベントの「甘い秘密と銃撃戦」。ここから復刻の「ヒナ委員長の夏休み」「ネバーランドでつかまえて」を読みつつ、メインストーリー1章と2章を読んでいます。今振り返ってみるとブルアカの世界観を知るにはすごく良い流れだと思うんですが、ともあれスイーツ部イベントを読んで以降「キャラクターが魅力的な作品」という位置付けになり、絆ストーリーとかも読み始めつつそれなりに遊んでいくように。

ここでようやくマリーが登場するのですが、基本的にぶっ飛んだ子が多い(貶す意図は無いよ)キヴォトスの中でも屈指の常識人。絆ストーリーの中では一人前のシスターになりたいと願い、時に頑張りすぎて倒れてしまったり。もう少し甘えても良いんだよ、というアドバイスを受けてちょこっと前進してみたりと、控えめに言って天使です。
まあでもゲーム的には★2だし、別衣装みたいなのがあるっぽいけどこの手のゲームって最高レアの子を優先するんじゃないの…とか思ってたら始まったのが晄輪大祭。主要キャラの枠にいるんですけど!!ストライカーだから動いてるところたくさん見れる!!!!しかもちゃんとジャージ着てる!!!聞いてますかハスミ先輩!!!!!

こうして少しずつ、そして確実にハマっていき、晄輪大祭イベント後あたりにエデン条約編を読み終えて完全に陥落することとなったのでした。

…そろそろ制作事由を話そうか。
この後ブルアカ2周年の流れで最終章が公開されていき、更新の度に瞬間最大風速を記録していきます。
そんな中でフォロワーさんがユウカの再現作を作られてていて、「うちには帰ったらユウカがいるんだよな!」的なツイートをされていました。

これに感化されます。「良いなぁ…!」と。なら自分でも作らねばなるまい…!

問題はキャラ再現なんてだいぶ昔に夕張ちゃんを作って以来だし、旅人組は再現モノとは違って好きに作ってるだけだし、果たして実力が足りるかという問題が。
そこでいつかシスター服版も作りたいとの誓いを秘めつつ、まずは体操服版で作ろうと決意。この頃は聖遺物に水を注ぐ女としての役割があったらしいし(総力戦がっつり遊ばないのでキャラ性能についてはよく知らない)。
体操服版ならブンドドもしやすいかな、という目論見はありました(ただ、後になってから再現勢の皆さんは立ち絵をベースに作っててブンドドはそこまで考えてないのでは…とも思った)。
あおの前髪をベースに作ってくのが近いかなぁ、という程度の理由で創彩ベースです。

夏服暦をベースにしつつ、ジャージの袖は冬服まどかから。あとは気合いのパテ工作にプラ板工作です。
先にジャージを作ってから体操服版を作っているので、上半身は暦ちゃん2人分です。また、設定で見ると暦より身長が低いので少しだけ胴体が短くなるように関節部分を埋め込んでいます。
健全であれと思いながらショートパンツを作ってますが、実際はもっと短い丈なんですよね。それはもうブルマと言うのでは…というのはさておき、観察が足りて無いポイントになってしまった。
後ろ髪はあおのポニテから位置を低くするべく一旦均してから一本結びになるようパテで筋をつけたり。
ブルアカ再現の鬼門であろうヘイローはお花の形なので簡単なほうだったのだと思います。大きい円から小さい円をコンパスカッターで切り抜き、内側を花形になるよう整えてから接着しています。真鍮線挿す部分は怖かったので2ミリのプラ棒を支えにしています。
お耳は頭部にネオジム、耳側にメタルテープでくっつくように。どうしてもお耳が動くようにしたかったのだ…!ちょっと触るとズレちゃうのが難点かも。
塗装は白ラインに加えて黄色いラインを入れねばならず、マスキング嫌いながら泣く泣くやりました。ラッカーで下地に白、マスキングして紺色、黄色ラインは水性にして最悪ミスっても大丈夫なように…としています。曲線なんてほとんどやってこなかったけど及第点か。
校章は描ける気がしなかったのでデカールを制作。作っちゃえば後で使いまわせる…と考えれば安いものよ。
アイデカールはR-66さんのもの。マリーちゃそ、優しくキリッとしたお目々なのでだいぶ悩みました。

といった感じでブルアカ初めてから1年も経たない間にちゃんとハマって制作したのでした。

これがきっかけでブルアカ再現されてる方々に認知されるようになったりと、良い方向で世界が広がったのは間違いない。これが導き…
普段の創作と違って明確なゴールが決まっているので、ここだけちょっと苦しかったです。再現である以上なるべく妥協せずに完成としたいし。
故に完成後しばらくは良いかな…と思いつつ、何度も再現モノ作られてる皆さんすごいよね…ともなりました。そりゃステ振りが違うんでしょうけど。
それはさておき、まだ公式の立体物が無かった頃なので「うちにはマリーいるしな」という心の支えはできました。

▼使用させていただいたもの

アイデカール:R-66さん

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