5D’sからずっと見ていた遊戯王一気見配信、ついにVRAINSを完走しました。すごく良かった…!
VRAINSに関しては予備知識が全く無かったのですが、ものの見事にストーリーにのめり込んでいました。ラスト2週はその日のうちに全話見てしまった。
また、ちょうど年明けくらいに現代遊戯王で遊ぶ回をしたので熱量も高めでした。聞こえますかKONAMI…アニメ配信はしっかりプレイヤーを増やすのに貢献していますよ…!
そんな訳で完走した感想文です。例によって文字だらけで長め。
▼遊戯王の話
- 5D’sこんなに人気なんだって思った話
- 遊戯王ZEXAL 初見視聴感想文
- 遊戯王ZEXALⅡ 初見視聴感想文
- 遊戯王ARC-V 初見視聴感想文
- 遊戯王VRAINS 初見視聴感想文(ここ)
- 7~8期の決闘者が現代遊戯王を遊ぶ話
ざっくり感想
VRAINSには良いところが3つある…
1つ、キャラクターが魅力的であること
2つ、デュエルの展開が面白いこと
そして3つ、ストーリーもすごく良い…!
…これは本当に3つで良いのだろうか?作品のテーマがしっかりしているとか、BGMや演出も良いとかいくらでも出るような…?
さて、正しい表現なのか微妙なところなのですが、すごく良い作品だった…と共に傷痕を残していった作品でした。
OPやEDの歌詞が示唆的だなぁと思って身構えながら見ていたんですが、予想以上でした。Writing LifeとGo Forwardがすき。
毎週のめり込んで見ており、特に後半は情緒が破壊されまくったので上手く言葉に表せないというのが正直なところ。もし2週目の視聴をしたら同じところで泣くと思います。PlaymakerVS草薙さんとか、Ai編の最初から最後まで…
私はハッピーエンドが好きなので5D’sの終わり方がすごく好きなのですが、VRAINSの終わり方はグッドエンドなのか微妙な所。
ただ、遊作やAi、リボルバーなどなど登場人物の多くが最善を尽くそうとしていたのは間違いないと思いますし、受け入れられる結末でした。でも遊作とAiも幸せになれる続きも見たい。
「Aiが残るとAiを守ろうとする遊作が殺されてしまう」という未来を避けるために大掛かりな行動を取るAiちゃん、素晴らしき愛の人なんだよな…
何度シミュレーションを繰り返してもこの結果は変わらず答えとなってしまい、これが1話の「Aiは祈ったりしない」の考え方と重なるのが悲しい。
一方の遊作も最初はAiのことを人質としてしか見ていなかったのが、共闘する中で相棒と認めて様々な表情を見せるようになり、最後はクソデカ感情を見せるまでに。終盤悲しそうな顔をする遊作、そんな表情をするようになるよは…という感情と、そんな顔しないで…って心配になる感情を抱いていました。
人とAIの違いとは、生命とは…などなどを扱うストーリーの中で、遊作のAiに対する感情の変化と最後までAIとして振る舞ってしまうAi、すごく良くまとめられていたと思います。
Aiちゃん全力でヘイトを集めようとしてて、遊作に倒してもらって綺麗さっぱり忘れてくれよなという意思を感じる
何でそんな事するの???— る~しん (@RSh1n) March 23, 2026
Ai編初週の感想。この予想は間違っていたんですが、間違ってて良かったと思います。綺麗さっぱり忘れたら駄目だろ…!
と、ストーリーやキャラクターの扱いが丁寧で、終始目標が明確だったので見ててダレることはありませんでした。序盤は総集編回が多かったので、初回放送だとまた別の印象になったかもしれません。
配信だとまとめて視聴する都合上ストーリーの進行が速く感じていたのですが、むしろAi編は感情の負荷がでかかったので分けて見ても良かったかも(次回予告見て続きが気になってしまい…で結局全部見てた)。
欲を言えばもう少しだけ平和な回があったら嬉しかったかもしれません。その分落差も大きくなる訳ですが…ZEXALⅡの序盤は後半の味付けにめちゃめちゃ大事だったと思うので、Aiと不霊夢の回とかをですね…
全120話って普通のアニメで考えれば十分すぎる長編だとは思うんですが、良い意味であっという間に終わってしまったな…という印象でした。
ちなみに気になってググった所、VRAINS放送当時(2017年~19年)はまだ生成AIが一般的では無かったようです。
ChatGPTが一般公開されたのは2022年、画像生成系もこの頃のようです。画像認識やAlphaGOなどの技術は既存のものだったようなのですが、VRAINS自体は放送当時だと「あるかもしれない近未来」として描かれていたはず。
そんな時期に「AIが意思を持ったら?」とか「進化していったら?」というストーリーだった訳ですが、光と影の両面をしっかり描いていたのもすごい所。
現代の生成AI問題は概ね使用者の問題が大きいような気はしますが、AIが意思を持っていることを認めるとクソデカ感情を抱いてしまう可能性がある…というのも人間側の話。イグニスとの共存が出来ていたら…という世界線も見たいところですが、本編視聴後だと良い点だけでは無いんだろうな…とも思ってしまいます。
プレイヤー視点として
VRAINS放送当時、既に社会人になってしまっていたので知識がありませんでした。OCG側も離れて時間が経った頃で事情はあまり知らず。アニメに登場するまで転生炎獣は炎王のリメイクテーマだと思ってました。
リンクショックの話は聞いたことがありましたが、実際の環境は全く知りません。多分この閃刀姫レイちゃんって子が可愛くて強くて人気なのだろう…くらいの認識でした。
その後はMD配信直後にちょっぴり触れた程度だったんですが、昨年からの一気見配信で影響されて再び触れることに。
この時は1月半ばくらいだったんですが、その後イグニス編後半くらいにもう一度遊んでいたり。
そんな訳で初見だったZEXALやARC-Vは現代遊戯王の知識が全く無い状態だったんですが、今回の配信は少し分かった状態で見ていました。
イグニス編が配信されてる辺りで遊んだ時に使用。
たまたまパックが売られているのを発見したので記念に1箱買ってみたらこの子&ドーマウス&チェシャを同時に引いて…というきっかけでした。
リンク召喚テーマを使いたかったのもあって練習しましたが、おじいちゃんには難しいデッキじゃな…ってなりました。あとシングル買いしたマーチくんは保存用と観賞用になりました。
それはさておき、この会を行った結果友人氏の一人もVRAINSにハマり、毎週視聴後に感想戦をしていました。
この時は「完璧な手札だ」が合言葉でしたが、次は「そのデッキ回りすぎだろ」になってそう。
そんな訳で初見2人がキャッキャしながら見ていたんですが、アース解体のシーンで「えっ…?」ってなったり、ボーマンも最終的な変化に「えっ…?」ってなったりしてました。OPの展開が通らないボーマンやハイドライブOCG化にキャッキャしていたのは一体…
最終週はロボッピの最期に「何でそんなことするの…?」ってなったり「Aiちゃん…!」ってなりつつ、深い傷を負いながら完走しました。
…と、この一気見配信は販促としてもめちゃめちゃ大きかったと思うんですよね。
元々遊んでいたことがあったからというのはありますが、ここに影響されて戻ってきたプレイヤーがいるので間違いないはず。
視聴してみるとアクセスコード・トーカーが最後まで登場していなかったり、後発の@イグニスター組は強めの幻覚だったり…というのが驚きポイント。終わってからAi名称のカード見るとデコード・トーカーと共に描かれたイラストがあったりと、公式側も脳を焼かれてない?というエモカードがあったりして良きでした。
また、リボルバーさんの罠カード芸や初動カードとして使われる無限泡影など、遊んだからこそ面白いポイントも。最後の最後で中継に出てくるリンクロスやスプラッシュメイジは別の意味で面白ポイントでしたが。
劇中でも現代のように展開していくので「3分くらいずっと一人で喋りながら効果処理してない?」とか思いながら見ている場面も多め。見ていて理解できていたかは別ですが(剛鬼のリソース回復力とか分かりやすく強いと良いよね)。
流石にリンク4以上のモンスターが軽率に並ぶことは少なめでしたが、現代に通ずる動きをしているのは見ていて面白く、また真似したいなと思うポイントでもありました。ヴァレット使ってみたい。
イグニス編以降はリンク召喚以外の召喚方法も登場し、これがどれも演出がお洒落だったのも好きポイント。
ちなみに並走してた友人氏はゴーストガールが好きと言いながらMDで剛鬼を組み、完走後は転生炎獣を使っていました。気持ちは分かる。
キャラクターの話
リボルバーさんが好きです。放送当時に見ていたら間違いなくリボルバーさんごっこしてただろうし、ミラーフォースをデッキから外せなくなっていたと思います。
顔が良かったり罠カード芸人だったり唐突にハノイレンジャーを挟んだりと色々ありますが、イグニス編以降の遊作や尊を導く先導者としての立ち回りがすき。
完走した人は皆「完全燃焼」のリボルバーVSSoulburner回が好きだと思うんですが(クソデカ主語)、ここで乗り越えるべき相手として立ちはだかるのが良いですよね。Soulburnerが立ち直った時にニヤリとしてくれていたり、しかし手は抜いていなかったり…と、すごく良いライバル枠だったと思います。
イグニスの存在は基本的に否定していましたが、イグニス編終盤はAiのことを認めてくれていたり、パンドールに意思を持つ者としての考えを教えてあげたりと、リボルバー自身も成長していたのが良き。
てっきりもう一度遊作と対戦するのかなと思っていたんですが、運命の囚人から解放されて以降最後まで戦う理由が無かったんですよね。ちょっと勿体ない気もしますが、あそこまで綺麗に決着をつけた後だと仕方ないのかも。
また、表の世界に帰ってくるのは難しそうですが、了見として自分の人生を歩んで欲しいな…とも思います。父親に囚われてはいけない。
後はやはり遊作&Aiちゃん。
当初ははやや冷徹でAiの事を人質としてしか見ていなかった遊作も、Ai編ではいろいろな表情を見せるように。反対に常におどけていたAiが実は遊作と再会するために仕組んでいたり、しかし最後はシミュレーションの結果を結論として受け入れていたりと、作中での変化を大きく感じさせる2人でした。
ソルティスに乗り移ったAiちゃん、登場以前にもグッズ画像とかで見かけていたんですが、しっかり見たわけでは無かったので当初闇落ちした後の草薙さんだと思ってました。
それはそれで草薙さんに厳しすぎる作品では?とも思ってたんですが、もっとしんどい真実が待っていたので「何でそんなことするの…」ってなりました。
初代やZEXALのように2人で成長しながらあるべき場所へ帰るために別れる…というストーリーではなく、相手を生かすためには…という葛藤を描いていたのは本当に予想外でした。
Aiが遊作の言っていたようにただのシミュレーション結果だとして共存を受け入れていたとして、その後に第2第3のイグニスのようなAIが生まれたらいつかAi自身に危険が及びそうだし、それがなくともAiに寿命は訪れないだろうけど遊作は…という離別が待っているんですよね。
最後のカットで復活していたAiと再会して欲しいし、その後仲良く暮らして欲しいな…とも思いますが、それも永遠では無いんだよね…。自分でもバディモノに弱いなと思うんですが、悲しくも愛のある終わり方だと思います。
終始有能だった草薙さんや財前お兄様、ちょっと相手が悪すぎたので別の活躍を見たいGo鬼塚やブルーエンジェル、なんなら第二の主人公として外伝が作れそうなSoulburner、最終的に名コンビだったゴーストガール&ブラッドシェパードなどなど、途中離脱が無いのでどのキャラクターも良きでした。
てっきりスペクターさんはハノイの塔編だけだと思ってたんですが、その後ライトニング戦で名デュエルを見せてくれるし、幕間だけだと思っていたロボッピもまさかの重要キャラクターだったりと、キャラクターの話だけでもキリがなさそうです。
やっぱり話数…!話数が足りない…!島くんVS尊の回とかが見たい…!
ところで草薙さんの次回予告ポエムは結局何だったんだろう…?
そんな訳でVRAINSが終わってしまいました。
この半年以上一気見配信を楽しみに生活していたのでこの先どうすれば…?と思っていたんですが、満足街への観光案内が出されて困惑しています。DSODじゃ無いんかい。
クラッシュタウン編をたまたま見始めたら再燃してここまで来たわけですが、良い作品を摂取できたのでこういう機会はありがたい限りです。多少支出が増えましたが。
タイミングが合わなかったGXだけ未視聴になってしまったし、ラッシュデュエルも未知の領域のままになってしまったのですが、どこかでまた機会があったりしないだろうか…?
あと、5D’sに影響された人間ではあるんですが、完走後だとZEXALもVRAINSも別ベクトルで良くて揺れます。ZEXALもVRAINSももっと早くに見ておけば良かったな…という作品でした。
前述のようにプレイヤーを増やす効果は絶対あると思うので、完全新作を作ってくれても良いのになあと思います。
強欲に行くと烙印アニメの続きも見たいです。よろしくお願いします。
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