ジークアクスの感想書こうと思ったら全然まとまらなかったので諦めてガンダムトークする

怒涛の勢いだったジークアクスが完結し、ほとぼりも冷めてきたので感想とかを書いておこう…と思ったら全然まとまらなかったので諦めた回です。

ジークアクス、間違いなく面白かったし、とても楽しめた作品だったと思います。一方で「リアルタイム性の強いエンタメ作品だったから」「この速度でぶち抜いていったから」というのがあり、二元論で評価するのは難しいよね…とも思います。Twitterでも散見されますが、次は無いぞという感想も間違いない。
宇宙世紀作品(特に初代)を知らなくても主人公のマチュ視点で駆け抜けられるだろうし、ガンダムおじさん達も「そう来たか…」と「それじゃあ次はどうするんだ?」となったんじゃないかと思います。

そんな訳でガンダムトークしながらジークアクスの感想を言う回です。ネタバレを含んでそうな気がします。
あとちょっとだけ高い城の男の話をします。

手札公開

ガンダムトークする場合、「どの作品視聴済みか?」というので話が噛み合わなかったりする気がします。
なので先に履修状況をば。

【見た】
1st、Z、ZZ、逆シャア、UC、閃ハサ、F91、V、W、X、00、AGE、Gレコ、鉄血、GBF、GBFT、GBD、リライズ、08小隊、ポケ戦、0083、EW、MOE

…とまぁ宇宙世紀偏重。ただOVAとかも全部見た訳ではなく、漫画やORIGINとかは未履修。ゲーム出身も未履修なので「ペイルライダーって誰…?」ってなります。
かつてガンプラに触れていた頃はジェガンやギラ・ドーガで小隊作りたいと思ってたんですが、緑色の企業の手に堕ちてしまって以降は…

エアブラシ使い始めた最初期のジェガンくん。この頃はまだ近所の電気屋に色んな種類のガンプラが山積みされてましたね。

水星の魔女もどっかで見なきゃな…と思って見てないし、SEEDFREEDOM公開時にSEED履修しとくんだったな…とか、アナザー系も履修状況は悪め。スパロボやGジェネ知識が邪魔しがち。

中学の頃に友人が宇宙世紀のゲームで遊んでたのをきっかけに、1stを履修。たまたまその時BSで再放送してたとかそんなんだったような。続けてZを見たりと宇宙世紀人間になっていきました。
その後大学時代にレンタル屋でアルバイトしてたので、この時にアナザー系を履修。ビルドファイターズや鉄血はリアルタイムで見てました。

これも危険な話題な「どの作品が好き?」というやつですが、ちょっと悩んだ末にZって答えます。
純粋に出てくる機体たちが好きなのと、カミーユ、クワトロ、アムロの関係が好きです。劇場版が全部新規作画だったらな…!
Mk-Ⅱはエゥーゴカラー派。世間じゃティターンズカラー派の方が幅を利かせている気がするのでアースノイドの横暴を感じる。
ストーリー自体は複雑なので初見では理解してなかったと思うのですが、他の宇宙世紀作品履修していくとより楽しめる作品のはず。なので最終的にZに魂を惹かれます。

ストーリーやキャラクターが好きなのは間違いなくXなんですが、機体の掘り下げや戦闘シーンとかが控えめなので一番に推しにくい気がします。ただX好きな人たちはゆっくりコーヒーを飲みながら「X良いよね…」と言うだけで分かりあえるはず。
Zが好きとか書いといてアレなのですが、唯一BD-BOXを持ってるのはXです。キャストの皆さんの仲良しトークが聞けてとても良き。

…と、履修状況はこんな感じ。
ジークアクスに話を戻すと、beginning公開当初もそんなに注目しておらず、宇宙世紀モノがまた増えたんだなーくらいに思ってました。
ただどうも見に行った人たちの様子がおかしいのと、友人が「あれは見に行ったほうが良いから今週末行くぞ」と誘われたので見に行く事に。
結果、開幕のアイキャッチと宇宙空間のシーンでスゥーッ…となり、全てを理解。堪えてたつもりだったんですがビグザム隊が出てきた所で吹き出していたらしい。
一体何を見せられたんだ…と思いながら、放送(見てたのは配信ですが)を待つことになりました。

GQ何も分からん

で、全話見て改めての感想。
毎週楽しめたし、宇宙世紀モノとしてNTの在り方を示し、何よりラストのララァの表情を見れたので大満足です。
「地球の海に行きたい」というふんわり目標だったマチュも、ニャアンと仲直りしてシュウジに想いを告げてララァの夢を叶えて…と、大団円を迎えたのは予想外でした。シャアも全てのしがらみから開放されてララァと巡り合いを果たせたし、12話でこんなに綺麗にまとまるんだな…と思います。
Twitter上でも大きく盛り上がったし、毎週感想や考察で溢れてたのを眺められたのも体験として大きなポイントでした。


あの世界線じゃ連邦の危険分子処分されてそうじゃない?と思ったら予告に出てきた回とかだったはず。よく考えると処分されるなら将官クラスの人たちかしら。


 全部見終わった時点ではスマン…と思うのだけど、やっぱり後ろから抱いてくるコクピット嫌じゃない…?

…とまぁ楽しめたポイントはたくさんあるし、続編や外伝を作る余白もたくさんあると思われるので、その辺りには期待しちゃいます。
一方で「これ12話だから良かったのでは?」と思う部分もあって、キャラクターをそんな掘り下げなかったからこのスピード感を維持できたんじゃ無いかな…という気がします。
淫夢ごっこの汚名を着せられたバスク大佐は一年戦争後の連邦の状況を説明する係だと思うのですが、ゲーツくんとハンブラビは何しに来たの?と思ってしまう。
一年戦争パートで大活躍だったドレンやルナツー攻略の功績者になってそうなマ・クベのその後も気になるし、何より本編でほぼ名前の出てないセイラさんがジオンの公王継いじゃって良いのか…?とか、宇宙世紀履修済みおじさんとして気になる部分もあったり。
他の面々は気にしなくても良いとは思うんですが、セイラさんに関しては未履修だと「知らん女の人が唐突に女王になった」と思われても仕方ないような。
…そして何よりもシュウジは結局何者だったのか、というのがあるよね。

この辺りは設定資料集なり後発作品なりで深堀りされたりするんだろうか。
そもそもの初代ガンダムも、「何でホワイトベース浮いてるの?」とかは後づけだったりするらしいので、あんまり気にしなくても良いような気もする。

 

結局高い城の男だったのか

せっかく読み返したので高い城の男との関連を考えてみると、参考の1つにはなってたかも?という程度な気がする。
高い城の男は「WW2に枢軸側が勝ってる」「劇中で連合国が勝利した世界が描かれている」という作品。ただ、連合国が勝った世界も我々の歴史と違ってイギリス主導で勝利し、戦後もイギリスが世界覇権を握っていて…みたいな感じ。
ジークアクスもジオン勝利なif世界線ですが、劇中の「もう一つの世界(あちら側)」は「ララァが生存中にシャアが死亡する」という世界線で、我々の知っている1stとは異なる世界線です。

この辺りは確かに共通しているのだけど、逆に言えばこの辺の世界設定の部分しか共通点(参考にしたかもしれないポイント)は無さそうじゃなかろうか。
高い城の男の主題は「物事の見え方って?」という話で、「歴史的な物の持つ希少性や物語性も、それ単体では証明できない」みたいな話がメインじゃないかな…というのが読んだ感想。
ジークアクスでこの辺りの話はそんなに無くて、強いて言えばドゥーが作り物のニュータイプだったくらい。
そこが主題だったらもっと絡みがあったはずだけど、別にそんなことはなく緑のおじさんに全て持っていかれました。

そんな訳で参考にはしただろうけど、それよりも純粋に青春群像劇と見るのが自然じゃないかな…と思います。


 

長々と書きましたが、リアルタイムでアニメを追うのはすごく久々でした。
直近だとアニメブルアカと狼と香辛料を見てましたが、あれは原作履修済みだからな部分が大きい。
じゃあその前…となると、多分リコリス・リコイル辺りまで遡るはず。オタクのような何かになってる期間が長め。
なのでリアルタイムで楽しめたのはやはり大きかったです。結局水星の魔女見る見る詐欺してただけだしあんまりガンダムに興味なくなったのかもな…とか思ってたけど、ちゃんと楽しんだので何だかんだで好きらしい。
流石にプラモデルを作る余力も買う努力もする気はもう残って無いんだけど、コンテンツとしてはちゃんと追っていけそう。
ガンダムXも周年祝いで何かやってくれるんだろうか…?

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